就職に向けて事務職や営業職ならITパスポートはいらない？
ITパスポートは今注目の資格ですが、営業や事務職を狙っている就活性、転職者からすると、必要ない資格なのではないかと感じている方もいます。
しかし今、この時代を考えてみると生活基盤の中にスマホ、タブレット、SNS、さらにクラウド、そして何もかもがグローバル化している時代です。
>>【ITパスポート試験】情報処理推進機構
こうした急速な進化の中で、ITパスポートなどの資格はこの職業だから必要ないとか、あの職業に就きたいからいらないということは言えないのではないか？と思います。
企業をみても社内システム、雇用管理、さらに給与に関してもIT化していることが当たり前で、ITの知識がなければ仕事が出来ないという状態です。
現に、就職する時パソコンはできますか？なんていう質問は一昔前の質問で、今は一通りの事が出来て当たり前です。
ITの知識を持たずに就職すれば、システムの仕組みなどが分らず結局そうした部署に就けないということもありますし、知らない間に個人情報などを漏洩してしまったと大きなトラブルになる事もあります。
企業コンプライアンスが厳しくなっている今、ITの基礎を理解してことはもちろん、情報モラル、個人情報保護などの観点を理解し、幅広く活用できる力を持っていることが大切です。
ITパスポートで何ができるのか
ITパスポートを取得するための勉強で、ITの知識はもちろん、企業活動や経営戦略、会計に法務といった幅広い知識をバランスよく習得できるという利点があります。
また情報セキュリティシステムなどにかんする基礎知識を習得することになるので、セキュリティ、情報モラルなどの知識がつくということ、さらに知的財産権などの法律のこと、企業コンプライアンスに関する知識などを身につけることができます。
企業の主軸近くで働く場合、経営、財務などの知識も必要となってきますが、財務諸表や損益計算書などを読み解くことができるようになるなど、ITを活用し業務の課題や問題点をどう解決していけばいいのかという力を付けることができるのです。
また当然業務に必要なITの知識、パソコンの操作などを深く知る事になります。
情報システム、ネットワーク、さらにデータベースなど、顧客に関しても社内情報システムについても、ITパスポートを勉強することで円滑なコミュニケーションのために役立つ深い知識を得ることができるのです。
就職、進学などに役だつ国家試験として知られている
ITパスポートは、就職活動において自分がこうした深い知識を持っているということを証明するものとなります。
企業や省庁などの採用でも、ITパスポートは活用され始めているので、取得しておけば、就職活動を有利に運ぶことにもなるでしょう。
また進学ということについても、全国で多数の大学がITパスポートを評価対象としています。
入試優遇措置、単位制などを行っている大学もありますので、ITパスポートに合格しておくことで進学にも大きく役立てることができるのです。