ある程度の年齢の女性が聞かれる転職の際の質問
ある程度年齢を重ねて、仕事を積み重ねて経験を積み、そのスキルアップなどを考えて転職される女性も多いのですが、適齢期あたりの年齢で転職の面接を受けると、「結婚についてどうかんがえているか」「結婚の予定などは?」と聞かれることがあります。
スキルアップ、キャリアアップを考慮して転職したと思っている女性が、こうした質問を受けると、ネガティブな質問?と受け取ってしまうこともあります。
でもこれは企業にとって、非常に大切な質問で悪い理由だけで質問しているということはないのです。
採用を考えている人を知っておきたいという理由がある
転職してくる人材は社会の中で経験を積み、スキル、能力を磨いた状態で、転職するわけです。
新卒の様に今から技術やマナーなどを指導する必要もなく、すでにその能力を持っているのですから、企業にとっても大切な人材です。
採用する側としてはその経験や実績、スキルを存分に企業への貢献として利用してほしいと考えています。
そのため、まず結婚の話などを聞かれても、私的な事についての質問ではなく、企業の採用としての大切な質問ととらえてください。
直近、結婚、出産という状態の場合、雇用する側もその後、状況の変化が必ずあるのですから、その事実を把握して雇用を考えなければなりません。
働いてもらうということは、その人の人生、生活を守るということも考えなくてはならないので、結婚するかどうか、出産等が控えているかどうかなどは重要な質問です。
結婚の予定は?と聞かれたらどう答えるべきか
本当に結婚願望がなくて結婚するなんて毛頭考えていないという人でも、ビックリするくらいに早く結婚ということになる人もいます。
人の出会い、運命というのはどう転がっていくか誰にも分かりません。
そのため、結婚する予定が全くないという状態でも、結婚する気持ちが毛頭ないという状態でも、結婚しませんと言い切ってしまうのはよくありません。
もしも結婚することになったら、その時には採用してくれた人事の方、企業に迷惑をかける事にもなります。
後に変化がある事なら知っておきたい、どういう気持ちをもっているのかを聞きたいのですから、自分顎もっていることを素直にお話しすることが求められます。
例えば、将来的に結婚したい、でも仕事はずっと続けるつもりでいる、という回答もあるでしょうし、入社して子供を産むという予定もないし、仕事をまずしっかり覚えて戦力になりたいという回答もあるでしょう。
また子供を産んだとしても育児をしながら仕事に責任をもてる女性として、ロールモデルになれたらと思っているという回答もあると思います。
結婚の予定があるけれど、仕事をしたいという場合には、結婚する予定があるということを告げ、ただ一緒になる方の理解があり、仕事は一生続けた方がいいといってくれているので出来れば末永くお世話になりたいと思っているなどと回答するといいでしょう。